高岡漆器について

 漆塗りは、千数百年も前に大陸から日本へ伝わったといわれています。Japanと頭文字が大文字で始まれば日本と訳しますが、japanと小文字で始まると「漆」あるいは「漆を塗る」という意味になります。japan-日本の美を代表する美術工芸品まで高められた漆器。なかでも高岡漆器は、彫刻塗、勇助塗、青貝塗に特色をもつ日本屈指の産地です。とりわけ、貝殻の加工をモザイクのように組み合わせ、山水花鳥を表現した青貝漆器には卓越した美しさが漂います。

4世紀近くの歴史と伝統が息づく高岡漆器。

高岡漆器は今から385年前の慶長年間、町人工芸として歩み出しました。その後、明和年間(1770年頃)に中国風の漆器を手本とした、唐草模様の盆や重箱などがつくられ、高岡漆器に新しい分野が開かれました。この技術は、国の重要有形民俗文化財に指定されている「高岡の御車山」に見ることができます。幕末から明治にかけては、風景や人物、模様などを錆絵で描き、これに青貝とろう石をまじえた「勇介塗」が生みだされました。また、明治中期に創案された「彫刻塗」は鎌倉時代の格調をもつ技法として独自の味わいをもっています。これらの技法をもとに盆類、茶道具、室内調度品など多岐にわたる製品づくりが行われ、昭和50年には国の「伝統工芸品」の指定を受けています。

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